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Getty Images
今季トップ4入りへのキーマン
アーセナル危機説は先週末、ひとまず終了した。ブラックバーンに対する7-1の大勝は、今季最大のものである。
またもキーマンはロビン・ファン・ペルシだった。素晴らしい調子は継続中で、エミレーツ・スタジアムで決定的なハットトリックをやってのけた。これだけ長く出場を続けてゴールを重ねてきたのだから、「ただいま絶好調」などと評することはできない。欧州での試合で毎週毎週、コンスタントにトップパフォーマンスを披露する選手の一人なのだ。
まだ2月ながら、ファン・ペルシはすでに今季28得点を記録している。彼が爆発して得点を重ね、大勝の雰囲気にクラブが押されても非常に厳しいタスクではあるが、アーセナルがトップ4入りするとの望みにおいて、彼は決定的な存在となる。
だがガナーズのファンは、彼らのキャプテンのプレーを最大限に楽しまなければならない。なぜならば、今夏を過ぎると彼がクラブに残留しない確率は、どんどん高まっていきそうだからである。
あと1年で契約が切れるが、ファン・ペルシは今季が終わるまで新契約の話を拒否している。レアル・マドリーやインテルといった欧州のビッグクラブや、あまつさえ国内のライバルであるマンチェスター・シティが彼を狙うのは、自明の理である。
昨夏のサミル・ナスリの例のように、アーセナルは2000万ポンド以上のオファーを受け取ることだろう。30歳に近づき、契約が残り1年しかない選手へのオファーとしては、あまりに高額なものである。
クラブが移籍させようとすることはあり得ないし、ファン・ペルシもクラブへの忠誠心が強く、ファンとの結びつきが強い選手である。だが、ガナーズが彼を留め置くのは難しいと、私は考えている。クラブの年俸に関する決まりは厳しいものがあり、重要性の高い高額をもたらすオファーや他の場所でトロフィー獲得にチャレンジできるさらに大きなチャンスがあれば、彼がキャリアのこの段階において移籍を拒否することは非常に難しいであろうと予想する。たとえアーセナルがチャンピオンズリーグ(CL)出場権を取ったとしても、だ。
だがクラブは今夏までは彼を手元に置いておくし、移籍前にこのチームで今季に過去最高の記録を残すことを期待することだろう。スタートした時のような状態で今季を終えることができたなら、素晴らしい総ゴール数になるはずだ。
もう一人のスター選手が、アレックス・オックスレイド=チェンバレンだ。印象的な2ゴールを記録し、アーセナルのウィングとして相手の脅威になり続けている。
彼の才能は本物であるようだ。スピードと力強さ、能力を備え、イギリスのメディアは今夏のEURO2012に臨むイングランド代表に選出されるだろうと予想する。アーセン・ヴェンゲル監督が非常に重要な今後数カ月間で、彼を起用することは間違いない。
チェンバレンはクラブのもう一人のウィンガーであるセオ・ウォルコットと、同じサウサンプトンのユースシステムで育つなど、いくつかの類似点がある。だが私は、今後数年間で彼がウォルコットを超えると信じている。
期待に違わないビッグゲーム
ただし先週末のビッグゲームといえば、もちろんスタンフォード・ブリッジでのチェルシー対マンチェスター・ユナイテッドだった。今季のプレミアリーグのビッグゲームは、本当に盛り上がりという面で素晴らしい。
またも、ゴールと議論が飛び交った。昨季王者は3点のビハインドから、後半に3-3のドローまでたどり着いた。前半に0-3とビハインドを負ったのは、不運な面もあった。ゴールの一つは、ダビド・ルイスのヘディングがリオ・ファーディナンドに当たったオウンゴールだったのだ。
だが、フアン・マタの刺激的なボレーは、今季ベストゴールの一つに数えられるものだった。これでユナイテッドはライバルにきつい敗戦を喫するものと思われた。だが2つのPKが与えられ、ウェイン・ルーニーは自信を持ってともに決め、最近のPK失敗からも復活した。さらにはハビエル・エルナンデスが終盤、ヘディングで同点ゴールを決めた。
試合後、これまでマン・Uに追い風となる判定をしており、議論の的となることが多い主審のハワード・ウェブについて、アンドレ・ビラス=ボアス監督は少なくとも1つのPKは間違ったものだったと話した。アレックス・ファーガソン監督はこれに同意せず、2つどころか4つのPKが与えられてもおかしくなかったと反論した。両監督は、決して満足することはないだろう…。
シティとユナイテッドの今季の楽しいタイトルレースは続き、チェルシーはライバルであるアーセナル、ユーカッスル、それにリヴァプールとともにチャンピオンズリーグ(CL)出場の4つ目のイスをめぐる争いを続ける。
文/クリス・マイソン
著者プロフィール:ロンドン在住で、Goal.com UK版でアシスタントエディターを務める。プレミアリーグや2010年ワールドカップ、EURO2008などについて執筆してきた。現在はEURO2012とロンドン五輪を見据える。ツイッター:thechrismyson
アーセナル危機説は先週末、ひとまず終了した。ブラックバーンに対する7-1の大勝は、今季最大のものである。
またもキーマンはロビン・ファン・ペルシだった。素晴らしい調子は継続中で、エミレーツ・スタジアムで決定的なハットトリックをやってのけた。これだけ長く出場を続けてゴールを重ねてきたのだから、「ただいま絶好調」などと評することはできない。欧州での試合で毎週毎週、コンスタントにトップパフォーマンスを披露する選手の一人なのだ。
まだ2月ながら、ファン・ペルシはすでに今季28得点を記録している。彼が爆発して得点を重ね、大勝の雰囲気にクラブが押されても非常に厳しいタスクではあるが、アーセナルがトップ4入りするとの望みにおいて、彼は決定的な存在となる。
だがガナーズのファンは、彼らのキャプテンのプレーを最大限に楽しまなければならない。なぜならば、今夏を過ぎると彼がクラブに残留しない確率は、どんどん高まっていきそうだからである。
あと1年で契約が切れるが、ファン・ペルシは今季が終わるまで新契約の話を拒否している。レアル・マドリーやインテルといった欧州のビッグクラブや、あまつさえ国内のライバルであるマンチェスター・シティが彼を狙うのは、自明の理である。
昨夏のサミル・ナスリの例のように、アーセナルは2000万ポンド以上のオファーを受け取ることだろう。30歳に近づき、契約が残り1年しかない選手へのオファーとしては、あまりに高額なものである。
クラブが移籍させようとすることはあり得ないし、ファン・ペルシもクラブへの忠誠心が強く、ファンとの結びつきが強い選手である。だが、ガナーズが彼を留め置くのは難しいと、私は考えている。クラブの年俸に関する決まりは厳しいものがあり、重要性の高い高額をもたらすオファーや他の場所でトロフィー獲得にチャレンジできるさらに大きなチャンスがあれば、彼がキャリアのこの段階において移籍を拒否することは非常に難しいであろうと予想する。たとえアーセナルがチャンピオンズリーグ(CL)出場権を取ったとしても、だ。
だがクラブは今夏までは彼を手元に置いておくし、移籍前にこのチームで今季に過去最高の記録を残すことを期待することだろう。スタートした時のような状態で今季を終えることができたなら、素晴らしい総ゴール数になるはずだ。
もう一人のスター選手が、アレックス・オックスレイド=チェンバレンだ。印象的な2ゴールを記録し、アーセナルのウィングとして相手の脅威になり続けている。
彼の才能は本物であるようだ。スピードと力強さ、能力を備え、イギリスのメディアは今夏のEURO2012に臨むイングランド代表に選出されるだろうと予想する。アーセン・ヴェンゲル監督が非常に重要な今後数カ月間で、彼を起用することは間違いない。
チェンバレンはクラブのもう一人のウィンガーであるセオ・ウォルコットと、同じサウサンプトンのユースシステムで育つなど、いくつかの類似点がある。だが私は、今後数年間で彼がウォルコットを超えると信じている。
期待に違わないビッグゲーム
ただし先週末のビッグゲームといえば、もちろんスタンフォード・ブリッジでのチェルシー対マンチェスター・ユナイテッドだった。今季のプレミアリーグのビッグゲームは、本当に盛り上がりという面で素晴らしい。
またも、ゴールと議論が飛び交った。昨季王者は3点のビハインドから、後半に3-3のドローまでたどり着いた。前半に0-3とビハインドを負ったのは、不運な面もあった。ゴールの一つは、ダビド・ルイスのヘディングがリオ・ファーディナンドに当たったオウンゴールだったのだ。
だが、フアン・マタの刺激的なボレーは、今季ベストゴールの一つに数えられるものだった。これでユナイテッドはライバルにきつい敗戦を喫するものと思われた。だが2つのPKが与えられ、ウェイン・ルーニーは自信を持ってともに決め、最近のPK失敗からも復活した。さらにはハビエル・エルナンデスが終盤、ヘディングで同点ゴールを決めた。
試合後、これまでマン・Uに追い風となる判定をしており、議論の的となることが多い主審のハワード・ウェブについて、アンドレ・ビラス=ボアス監督は少なくとも1つのPKは間違ったものだったと話した。アレックス・ファーガソン監督はこれに同意せず、2つどころか4つのPKが与えられてもおかしくなかったと反論した。両監督は、決して満足することはないだろう…。
シティとユナイテッドの今季の楽しいタイトルレースは続き、チェルシーはライバルであるアーセナル、ユーカッスル、それにリヴァプールとともにチャンピオンズリーグ(CL)出場の4つ目のイスをめぐる争いを続ける。
文/クリス・マイソン
著者プロフィール:ロンドン在住で、Goal.com UK版でアシスタントエディターを務める。プレミアリーグや2010年ワールドカップ、EURO2008などについて執筆してきた。現在はEURO2012とロンドン五輪を見据える。ツイッター:thechrismyson
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