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クラブ別年間MVP:ユヴェントス
2012/05/09 11:35:00
MVPはやはり…
2シーズン続けて7位に終わったビアンコネーリは、美しくそして鮮やかに王座に返り咲いた。指揮官として戻って来たかつてのレジェンドと新しい選手たち、そして新スタジアムへの移転は、クラブにフレッシュな力をもたらした。ピッチの外で起こった変化が与えた影響は、プレシーズンの初日から如実に表れていた。試合を重ねるごとに自信を深めていった新生ユヴェントスは、国内に集中できるアドバンテージもあり、着実に勝ち点を積み重ねていった。夢でしかなかった28度目のスクデット獲得は、新しい年を迎えたころには現実目標に変わっていた。
無敗のままスクデットを奪還しただけでなく、コッパ・イタリアでもファイナルに勝ち進んだ。もう一つのタイトルを手にシーズンを終えれば、完璧なシーズンの締めくくりとなるだろう。
では今季のユヴェントスのMVP候補3名、そして受賞者は…?
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DF アンドレア・バルザーリ
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いまだ無敗を維持する最大の要因となっているのが、37試合でわずか19失点のディフェンス力。ワールドカップ優勝メンバーである31歳のベテランの存在は、間違いなく大きかった。不用意なミスをなくしたレオナルド・ボヌッチは、信頼を取り戻した。ジョルジョ・キエッリーニは中央でも左でもハイパフォーマンスを続けた。しかし、バルザーリこそ守護神ジャンルイジ・ブッフォンの前に立ちはだかる真の壁だった。
ここまでの欠場はキエーヴォ戦の1試合のみ。現行契約は来夏で満了となるが、クラブはすでに契約延長に向け動き出している。今シーズンのセリエA最高のDFを手放すのは、愚か者だけだろう。
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MF アンドレア・ピルロ
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「復讐は冷ましてから食べる料理である」
ミランでスクデットを祝ってから365日後、今回は主役としてタイトル獲得を喜ぶアンドレア・ピルロには、このことわざがぴったりと当てはまる。13アシストの恩恵を受けたチームメートたちは、28度目のスクデットをもたらしてくれたピルロに最も感謝していることだろう。
コンテ監督が代名詞とまで言われた4-2-4を捨てたのは、間違いなくこのレジスタとアルトゥーロ・ビダルの加入があったためだ。よりピルロを生かせる4-3-3、そして3-5-2で、鮮やかにタクトを振るった。
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MF アルトゥーロ・ビダル
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昨夏、ユーヴェが最初に目をつけたのは、ギョクハン・インレルだった。しかし当時ウディネーゼに所属していたスイス代表MFは、新天地にナポリを選んだ。だがインレルの代わりとしてやって来たビダルは、サポーターの新しいアイドルになった。
チリのファイターは、相手の攻撃をことごとく封じるだけでなく、偉大なボールスキルをも備えていた。シーズンの最も重要な時期にゴールを量産し、怒涛の8連勝の立役者だった。
バイエルン・ミュンヘンが、ビダルの獲得に2000万ユーロを用意していたのはなぜか、理解するのは容易なことだった。ユヴェントスのファンは、国内のライバルにビダルを渡すことを嫌ったレヴァークーゼンが、ほぼ半額で手放してくれたことを心から喜んでいるだろう。
| MVP:アンドレア・ピルロ |

| 活躍例 |
| リヒトシュタイナーへの 糸を引くロングパス |
カターニア戦でFKからゴール |
ラツィオ戦での天才的なアシスト |
世界最高のレジスタ。今シーズンほぼすべての試合でピッチ上のベストプレーヤーだったが、中でも絶妙のタイミングで右足から放たれたラストパスで、シモーネ・ペペのゴールをアシストした第32節のラツィオ戦のパフォーマンスは圧巻だった。ラツィオを2-1で退け、キエーヴォにアウェーで下していたミランから首位の座を奪い返したユヴェントスは、そのまま首位を明け渡すことなく、9年ぶりの歓喜へと突き進んだ。
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