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EUROへ向け問題山積の開催2カ国
2012/05/09 19:14:00
スタジアム、ホテル…
EURO2012開幕まであと1カ月を切り、ポーランドとウクライナはサッカー大国を迎える準備を進める。だが、ピッチ外にもすべきことは多い。スタジアムに関する問題は、一番大きなものだ。グダニスクでは昨年9月にドイツ戦、同11月にはイタリア戦が行われている。だが、最初に完成したポズナンのスタジアムは芝に問題を抱え、UEFAの要請によってすでに何度か張り替えられている。
ワルシャワのナショナルスタジアムには、安全面で懸念がある。2月には国内のスーパーカップ決勝が、警察が火災予防面で要求を満たしていないとして開催にゴーサインを出さず、開催をキャンセルせざるを得なかった。
安全面のテストは、ここ2週間、急ピッチで行われている。監視カメラの追加など特別な警備体制が急いで準備されている。
ウクライナではリヴィウとドネツク、キエフのスタジアムがこの大会用につくられた。
キエフのスタジアムは、見積もりを超える金がかかった。5億1000万ユーロと、1シートあたり7000ユーロかかっている計算だ。ただし、リヴィウのスタジアムは1億9000万ユーロで建設され、ドネツクのスタジアムは予定どおりに完成し、すでにチャンピオンズリーグ(CL)でも使われている。
交通面でも問題は残る。ポーランドは高速道路が完成しておらず、ファンは空路か電車に頼ることになる。電車は混雑が予想される。
一番の問題は、ポーランドからウクライナへの移動だ。国境を越えるのに運転者は相当待たされることになり、平均で5~7時間待ちになりそうだ。新たに8つの検問所が用意されてはいるが…。
安宿も、昨年10月に消えた。ホテルのオーナーは、可能な限りの金を稼ごうとしている。ポーランドの開催都市での大会期間中の1泊の値段は、300~600ユーロとなりそうだ。
ただし、5月末には値段低下が予想される。あまりに空きが多いからだ。
代案としては、EUROファンパークがある。ここでは1泊20~70ユーロで宿泊できる。ホステルの活用もいいだろう。
元ポーランド大統領のアレクサンデル・クワスニエフスキ氏は、国の政治家たちの受身な姿勢を批判した。大会を前にして、あまりに大会へのリスペクトがなく、結果として注目が国内で高まっていない。
ポーランドのほとんどの都市では、大会を前にして開幕の雰囲気は漂っていない。UEFAは盛り上げ策があることを発表した。予定よりも早く、ファンゾーンを開くなどというものだ。
ドニプロペトロウシクでの最近のテロリストの攻撃も、大会に不安を投げかける。ウクライナでは前首相のユリア・ティモシェンコ氏の収監についても、問題が起こっている。
獄中で暴力を振るわれたとするティモシェンコ前首相のハンガーストライキで大会ボイコットの可能性も騒がれたが、ミシェル・プラティニUEFA会長はこの問題を一蹴している。
インサイドGoal.com
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